外観

土地と躯体選び

外観

「土地」どこに居住するか?

「躯体」構造は何にするのか?

悩みますよね、皆さんのそれぞれの考え方、選び方。
私の考察ポイントを記載していきますので、考察方法の参考にして下さい。
以下は私の希望条件でした。

土地は60坪程度

躯体はRC造

と大まかに決めていました。

新築?中古?リノベーション?

新築で希望のサイズ感「土地」と「躯体」を手に入れるのは予算的に厳しいと考えました。
そこで職業柄もあって「中古RC造」を探してセルフリノベーションして好みの家を手に入れようと考えました。

住宅検討期間
1年半位かけて、休日に家族で多くの物件を観て回りました。
購入検討には1年位は検討時間があっても良いかと思います、慌てて購入しても、検討が及んで無い事が様々出て来るかと思います。

土地選びのポイント

大きい国道に近からず遠からず(高速入口、駅、空港、港等)

→通勤通学の利便性と騒音性のバランス
騒音性は22:00位に候補地の周囲で実際の音を聞くのが良いと思います。
近所迷惑にならないように、駐車場に止めてエンジンは切って窓を開けて会話なし

大きめの商業施設が近くにある事

→食料~雑貨品まで揃う規模が好ましい(スーパー、ホームセンター、ドラッグストア等)
候補地から半径5km程度Googleマップで検索してみましょう
実際に店内の品揃えも確認しましょう

最低限の海抜をキープしている事

→津波、土砂崩れ、河川氾濫の危険性
市町村のハザードマップから候補地の津波予想海抜を調べる事が出来ます。
合わせて、土砂災害地域などもこのマップから読み取る事が出来ます。
私は「雨天の日」を狙って建物と候補地の周囲を確認にも行きました。

周囲に高層物件が無い事、また予定の有無

→日照時間や爽快感の為
一概には言えませんが、近隣の建物の建築年数などや、地元不動産屋さんに聞くのが良いかと思います。これに関しては他人様ありきの話なので絶対はありません。覚悟は必要です。

躯体選びのポイント

構造(梁・柱・スラブ)に欠損が無い事
→天井裏と床下と屋上と外観などをチェック
(下見内見はLEDヘッドライト+6尺脚立必須)

シロアリが造作材をかじっていないか、侵入した形跡がないかをチェック
→天井裏と床下の点検口から、確認しましょう。造作材の裏面や、大引き根太などをチェック。

間仕切り壁がどこにあるか、出来れば少ない建物が好ましい
→〇LDKの多さより、デカい空間で広々暮らしたい派
耐力壁など、構造的に壊す事が出来ない壁もあります、特に木造を検討されている方は、ご自身の判断は厳しいかと思います。内見前に不動産屋さんに調べて貰っておきましょう。

落ち着いて物件を多く見ましょう

私達はこれと決めるまで1年半かけて多くの物件を見回りました、落ち着いて見定めましょう。
不動産サイトを出来るだけ多く登録し、多数の内覧予約を毎週休日に集約して効率的に自分達の候補ランキングを作成しながら話し合いを日常にしていました。
譲れない希望や理想イメージから、妥協可能な点を消去法で家族と、回数多く細かく話しましょう。
食卓や、車の移動時間など、会話が弾みますよ。

サイトでどんどん内覧予約をしましょう


「現在のお家の買い取り」「新築の注文住宅」「分譲建売」「中古物件」×マンション・戸建て 

選択肢は多岐に渡ります
Sunday-DIYは各種「見積比較サイト」を多く集めて貼ってあります、これによりこのサイトから情報の一括収集比較が一気にできますので、ご活用下さい。私自身も情報収集の為、多くのサイトにアクセスして比較リンクを使用致しましたので出来るだけ集約して記載していきます。

内見状況

外観感はこのレンガ壁とバーチカルブラインド的な意匠が気に入りました。

その内側は吹き抜けで気持ちの良いエントランス。

キッチンはリフォーム済みでセールスポイントとして説明受けました。

オール電化済みで、内部はきれいに清掃済み。

キッチンも採光窓があって明るいです。

1F トイレ 

タイル張替え済みトイレ

このままでも充分快適ですね。

1F バスルーム  

タイル張替え済みお風呂

「売主様はしっかりした方だ」と感じました。
全面水周りリフォームしてから売りに出すと清潔感があって建物への好感度高まりますね

1F 和室     

欄間も入ってる和室

和室も整っていました、昭和の良き空気感があります。

1F 階段   

どっしりとした螺旋階段

躯体で造られた、階段は重厚感があります。
手摺の造作もしっかりと造られていました。

踊り場から見た、ダイニング、キッチン。

作り付け食器棚とカウンター完備

2F    寝室    

明るく、景色も開放感があります。
エアコンも各部屋取り付けられていました。
書斎カウンター

このお部屋の半分は書斎となっておりました。
以前の施主様は学校の先生をなさっていた方でした。

その為、書物を保存する棚が周囲に配置してありました。

周囲天井高さまで棚

きっと書物はすごい量が保管されていた事でしょう。
頭が下がります、日々勉強。

すごく気に入りました、不動産内見を繰り返すうちに、空気感が「合う、合わない」を感じるようになりました、直観を大切に、建物や土地状況も確認しつつ、この家を購入する事に決めました。

次はフルリノベーション計画に入っていきます。