サッシ塗装

塗装工事(養生編)

養生作業は「塗分け」「塗料の飛び散り防止」が目的となります。
仕上がりを左右しますので、根気よく行いましょう。
今回は、「サッシ」「外壁」「設備機器」が大分類で塗分け箇所です。
まずは「サッシ」→「外壁」と移っていきます。
「設備機器」は空き時間に塗っていきます。
床を大きく養生して、この上でサッシを塗装していきます。

サッシ塗装

続いて、サッシのガラス部分。
私はサッシを外す前に、養生してから外していきます。

サッシ塗装

内側と外側の両ガラス面を養生するので、取り付け状態の方が楽かと思います。

サッシ養生

内壁もサッシ周囲を養生していきます。
壁に塗材がかかってしまう事を防止する役目です。
塗分け箇所を多くすればするほど、この養生作業回数が増えますので、計画段階で考慮しましょう。

サッシ塗装

上記が完了したら、養生したサッシを慎重に外していきます。
ビニール膜が破れないように、そーっと外してくださいね。

この時に、前工程の洗剤洗浄作業を実感します。
サッシを外してから「あっ。ここも汚れてるじゃん。水使ったら、また乾くまで待たなきゃ。」
という出戻りが無く、次工程の下塗り材の付着も良いという状態を作っていきましょう。

サッシ塗装

外したサッシを養生した内部床に並べていきます。
サッシ周囲を歩けるように、間隔をあけて配置しましょう。
足りないと感じたら、その分延長すればOKです。

サッシ養生

次は下塗りに入っていきます。