イメージ図面

家族のイメージを収集する

まずは、家族の「おうち」に対する、こだわりや理想を出来るだけ聞き出しましょう。

家族が欲しい形と自分が造りたい形をうまく融合させながら、足し算と引き算でイメージを整形していきます。

今は、SNSの発展により瞬時に世界のデザインやアイディアに触れる事が可能となりました

「Instagram」「Pinterest」「Youtube」「Google画像検索」等など

頭の中のイメージを相手に伝える手段が容易となり、かつAI技術によるパーソナライズ
(関連画像掲示の提案)により

脳内イメージの展開、発展、断片から本編への誘導など、非常に便利になりました。

→妻からSNSで希望イメージをとにかく転送させ、それを基に構築する作業(足し算)

→こちらからもSNS転送の応戦する事で妻のイメージをブラッシュアップしていきます(引き算)

本物件は、図面が「ドラフター時代」だった為、青図JPEGにイメージの切り抜きを添付し、

現在との対比を加えて完成イメージをプランニングしました。

既存図面
ドラフター書による 既存図面に現状とイメージを対比させていきます。
イメージ図面
現状とイメージを当てはめたパース

このようなイメージパースを各工事ごとに作成し、イメージの共有を図ります。

妻も一目で理解出来るので、その後の変更リクエストや再提案する際も非常に有意義でした。

こうして計画段階で、家族のイメージを合致させてから、工事に取り掛かる事で、
出来上がり、もしくは施工中に「こんなものを望んでなかった」を防ぐ事が出来ます。

資材費用の無駄と、造り手側の製作意欲低減はDIYの上位課題です。

まずは「一緒に居住する方々の求めるカタチをミックス」して調和させましょう。
家族で一緒に想像してから創造する事って楽しいですよね。
DIYによるセルフリノベーションの開始です。

次は解体工事に入っていきます。