「CB塀の塗り替えに挑戦したいけれど、どこから手をつければいいのか分からない」
「せっかく塗装するなら、おしゃれで長持ちする仕上がりにしたい!」
といったお悩みを解決します。
本記事では、CB塀の塗り替えを成功させるために必要な情報を、分かりやすく網羅しています。
以下のポイントを押さえれば、初めての方でも安心して取り組めるでしょう。
本記事の内容
- CB塀塗装の基本的な手順と必要な道具
- 塗装が剥がれないためのコツとリスク回避の方法
- おしゃれに仕上げるための塗装デザインと色選びの工夫
本記事の信頼性
本記事は、建築施工管理技士の資格を持ち、休日には自分で塗装作業を楽しむ筆者が執筆しています。専門的な知識と実際の経験に基づいて、信頼性の高い情報を提供します。
この記事を読み終わった後には、CB塀の塗り替えに必要な知識と自信が身につき、プロ顔負けの仕上がりを実現できるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
CB塀塗装の準備
必要な道具と材料
CB塀の塗り替えを成功させるためには、まず必要な道具と材料を揃えることが重要です。
適切な道具や材料を準備することで、作業がスムーズに進み、仕上がりの質も向上します。
塗装に必要な道具
- ローラー: 広い面を均一に塗るために使用します。
ローラーの種類には、毛の長さや素材が異なるものがありますが、CB塀には毛の短いローラーが適しています。
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- 刷毛(はけ): ローラーで塗れない細かい部分や角を塗るために使います。
刷毛も種類が豊富ですが、ナイロン製のものが耐久性がありおすすめです。
- バケツ: 塗料を入れるために使用します。
塗料の容量に合ったサイズのバケツを選びましょう。
- 養生テープ: 塗りたくない部分を保護するために使用します。
養生テープを使って、周囲をしっかりと保護することで、塗料が他の部分に付着するのを防ぎます。
- 脚立: 高い位置を塗る際に必要です。
脚立を使用する際は、安全を確保するために安定したものを選びましょう。
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- 保護具: 塗料が肌に付かないように、手袋や保護メガネ、マスクを着用することが推奨されます。
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塗装に必要な材料
次に、実際に塗装を行うために必要な材料について説明します。
以下の資材は状況に応じて選定が変わりますので、
塗りたい箇所の写真を撮影して、塗料屋さんに見せて下さい。
優しく案内してくれるはずです。
- 塗料: CB塀に適した塗料を選ぶことが大切です。
具体的には、耐水性や耐久性のあるアクリル系塗料が一般的に推奨されます。
また、ブロック塀の色をおしゃれに仕上げたい場合は、カラーバリエーションの豊富な塗料を選ぶと良いでしょう。 - 下地剤(プライマー): 塗料を塗る前に塗る下地剤です。
プライマーを塗ることで、塗料がしっかりと密着し、長持ちする塗膜を作ることができます。
- シーラー: 下地の吸収を抑え、塗料の発色を良くするために使用します。
特に、ブロック塀のように吸水性の高い素材には必須です。 - シリコンコーキング材: 塗装前にひび割れや隙間を埋めるために使用します。
これを使用することで、塗装後の仕上がりが綺麗になり、耐久性も向上します。
下準備:汚れを落とす・養生する
汚れを落とす手順
まずは、CB塀の表面の汚れをしっかりと取り除きましょう。
具体的な手順は以下の通りです。
DIYで行う場合は、洗車用の家庭用洗浄機でも近距離洗浄すれば十分な効果が得られます。
- 高圧洗浄機を使う: 高圧洗浄機を使用して、CB塀の表面についた汚れやコケ、ホコリなどを一掃します。特に、古い塗装が剥がれている場合や、カビが生えている場合は念入りに洗浄しましょう。
- ブラシでこすり洗い: 高圧洗浄機がない場合や、細かい部分の汚れはブラシでこすり落とします。
水を使いながらブラシで擦ることで、目に見えない細かい汚れも落とすことができます。
- 乾燥させる: 洗浄後は、塀を十分に乾燥させます。塗装作業を行う際に、塀が湿っていると塗料がうまく定着しないため、1日以上乾燥させるのが理想です。
養生の手順
次に、塗装したくない部分を保護するために養生を行います。
養生が不十分だと、塗料が不要な箇所に飛び散り、仕上がりが悪くなる可能性があります。
- 養生テープを貼る: 塗装しない部分や、地面などを保護するために養生テープを使います。
テープはしっかりと押さえて貼り、隙間ができないように注意しましょう。 - ビニールシートで覆う: 大きな面積をカバーする場合は、ビニールシートを使って保護します。
特に、塗装が飛び散りやすい部分には十分な養生を施してください。
CB塀塗装の方法と手順
塗装の基本手順
CB塀の塗装にはいくつかの手順があります。
これらの手順を守ることで、均一で美しい仕上がりが得られます。
下塗り
- プライマーを塗る: プライマーを塗ることで、塗料が塀にしっかりと密着します。
プライマーはローラーで均一に塗り、塀全体を覆うようにしましょう。 - 乾燥させる: プライマーを塗った後は、しっかりと乾燥させます。
乾燥時間は塗料の種類によりますが、数時間から1日程度です。
上塗り
- 塗料を塗る: 上塗りには、選んだ塗料を使用します。ローラーを使って、塀全体に均一に塗り広げます。刷毛を使って細かい部分も塗り残しがないように注意しましょう。
- 2度塗りする: 最初の塗装が乾燥した後、もう一度同じ塗料を塗ります。
これにより、耐久性が向上し、色ムラも防げます。
仕上げ
- 塗装後の点検: 仕上げとして、塗装のムラや塗り残しがないかを確認します。
もしムラがあれば、必要に応じて再度塗り直しを行います。 - 片づける: 使用した道具を片付け、養生テープやビニールシートを取り外します。
この際、塗料が完全に乾いていることを確認してから行いましょう。
…
CB塀塗装の注意点とリスク
塗装が剥がれる原因と対処法
CB塀の塗装が剥がれる原因はいくつか考えられます。
結論として、適切な下地処理と正しい塗装手順を守ることが、塗装の剥がれを防ぐための最良の方法です。
…
CB塀塗装のまとめ
- 適切な道具と材料を揃える
- 下準備をしっかり行う
- 手順を守り、丁寧に塗装する
- 注意点を押さえリスクを回避
- おしゃれな塀に仕上げる工夫をする
我が家のCB塗り替え
経年でコケが生えたCB塀をようやく塗り替える時が来ました。
下準備として、巻き付いた植物を取り除いて、ジェッターで洗浄しました。
この後更にもう一度洗浄してから、スタートしました。
アルミフェンス自体は良い物が付いているので、塗り変えれば見違えると思います。
ただ長い、いや贅沢だ。
CB塀にプライマー散布してから、アルミフェンスにもプライマー塗布していきます。
アルミの保護になるので、これでかなりの時間もつと考えています。
全てのアルミ部材を再塗装したのは経年耐久に備える意味もあります。
お隣のおばちゃんにご挨拶して、隣地側も同様の作業を行っていきます。
CB塀が「レンガ積み8段+ハチマキ」さすが昭和時代、お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、
このクラックたちが気になりますモルタルを入るだけ詰めときました、もっと気にすれば大規模工事になるので、経過観察も含めて左官補修して、数年単位で動きを伺おうという作戦です。
状態が悪ければ、左官補修が剥がれてくるはずです、そうすれば日常に追われていても異変に気付けます。
中古物件の定めと割り切って、隅々まで自分で見て、いじる事で建物と信頼関係を築けます。
セルフリノベの醍醐味ではないでしょうか。
我ながら、一棟丸ごとセルフリノべしてきた全景をお隣さんの敷地から眺めさせて貰い、感慨深い気持ちになりました。
フェンス塗装完了。
やっぱり君のポテンシャルは確かな物だったね。こんなにカッコよくなるんだから。
そして一向に上達しない私の左官。
職人さんは日々をこれに捧げているので、比べる事自体が失礼。
作業する事自体が楽しいし、勉強そのもの、なんせ自分の職業の糧になる、有難さしかない。
いいじゃん。
なんとなくきれいになったし、ようやく「躯体全部」「外構全部」を触りきれたぞ。
まだまだこの家をいじり続けて楽しんでいきたい。もっとこの家と仲良くなりたい。